AGAの進行パターンとは?ハミルトン・ノーウッド分類を知ろう
シャワー後の排水溝に残った抜け毛や、鏡の中の自分を見て不安を感じることはありませんか?多くの男性が気にしている「薄毛」。心配で情報を集める中で「ハミルトン・ノーウッド分類」という言葉を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回は、AGAの進行パターンを理解する上で重要なこの分類方法について詳しく解説していきます。
AGAの主な進行パターン
AGAの進行パターンには、大きく分けて3つの特徴的なタイプがあります。
M字型:
額の生え際から徐々に後退していき、典型的なM字型の形状を形成していくパターンです。最も一般的な進行パターンの一つです。
O型:
頭頂部から薄くなり始め、徐々に範囲が広がっていくパターンです。初期は気付きにくいため、進行してから発見されることも多くあります。
U型:
前頭部から薄くなり始め、頭頂部に向かって進行していくパターンです。比較的若い年齢から始まることがあります。
ハミルトン・ノーウッド分類とは
ハミルトン・ノーウッド分類は、男性型脱毛症(AGA)の進行度を評価する国際的な基準です。1951年にジェームズ・ハミルトン博士が考案し、後にオーニール・ノーウッド博士が改良を加えたことから、この名称が付けられました。
タイプⅠからタイプⅦまでの7段階で薄毛の進行度が分類されており、それぞれ特徴的な脱毛パターンが見られます。また特殊な分類としてタイプⅢVertexがあり、これは頭頂部に明確な脱毛が見られる状態を示します。
進行段階の特徴
Ⅰ型
額の生え際がわずかに後退する程度で、ほとんど目立った脱毛はありません。
Ⅱ型
側頭部の生え際がM字型に後退し始めます。前頭部の角から徐々に後退が進みます。
Ⅲ型
通常のⅢ型:M字型の脱毛が進行し、額の生え際が明確に後退します。
Ⅲ型Vertex:頭頂部に明確な脱毛が現れます。
Ⅳ型・Ⅴ型
前頭部の後退と頭頂部の薄毛が進行し、両者がつながっていきます。
Ⅵ型・Ⅶ型
前頭部から頭頂部にかけて大規模な脱毛領域が形成されます。Ⅶ型では後頭部のみに帯状に髪が残ります。
進行速度は個人差があり、生活習慣や遺伝的要因などにより大きく異なります。
治療のタイミングと効果
AGAの治療効果は、年齢、家族歴、生活習慣、ストレス、その他の健康状態など様々な要因に影響されます。そのため、進行段階に関わらず、薄毛の進行が気になり始めた時点で、専門医に相談することをお勧めします。
現在では内服薬や外用薬、さらには低侵襲な治療法など様々な選択肢が用意されています。専門医との相談を通じて、自分に合った治療法を見つけることが重要です。継続的な治療とモニタリングにより、進行抑制や改善の可能性が高くなります。